BILLECART SALMON BRUT BLANC DE BLANCS VINTAGE 2007
BILLECART SALMON BRUT BLANC DE BLANCS VINTAGE 2007
ビルカール サルモン ブランドブラン 2007
家族経営ならではの少量逸品主義を貫くシャンパーニュ・メゾン
タイプ:シャンパン 750ml
生産地域:フランス、シャンパーニュ
生産者:BILLECART SALMON ビルカール・サルモン家
ぶどう品種:シャルドネ100%
ヴィンテージ(年):2007年
熟成:ブルゴーニュ小樽 瓶内熟成10年
アルコール度数:12~12.5%
1.味わい
2.あわせる料理
~ウニのパンペルデュ キャビアを添えて~
説明:パンペルデュとは、フランス語で「失われたパン」という意味。失われた、すなわち時間が経って固くなってしまったパンをおいしく食べるための料理なんだとか。
固くなってしまったパンに卵や牛乳を使ったソースに浸して調理した物。
いわゆるフレンチトーストです!!
今回のウニのパンペルデュはウニでソースを作り浸し調理した一品。
その上にはキャビアを添えました。
トリュフ、フォアグラと並び世界三大珍味の一つとされるキャビア。チョウザメの卵を塩漬けにしたもので、「黒いダイヤ」とも呼ばれる高級食材です。
味は、塩漬けにしているだけにかなり塩味が濃く、また魚卵特有の磯の香り(悪く言えば生臭さ)があるためか、「あまり美味いと思わない」という意見もよく聞きます。
実はキャビアのような魚卵は、ワインとは合わせるのが難しい食材の一つです。
シャンパンは合わせる料理の王道ですがシャンパーニュなら何でもよいというわけではありません。選ぶポイントとしては、なるべく酸が豊富で、単独で飲むと酸っぱいと感じるくらいの極辛口もの、具体的には「エクストラ・ブリュット」や「ノン・ドサージュ」などと表記されているものがオススメです。
キャビアに限らず、魚介にはレモンやすだちなどの柑橘を添えたり、酢で調理したりすることがよくありますが、これは酸に魚介の生臭さを中和する効果があるからです。
牡蠣にレモンを垂らしたりするのと一緒です!!
3.このワインを選んだ理由
まず前述でも書きつるしたように。
②バケットの香ばしい香り⇒ワインの熟成由来のブリオッシュの香り(同調)
この2点のマリアージュを狙いました。
まず「ブリオッシュ」の香りがなぜ。起こるのかについてですが
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ワインは酵母がブドウ果汁中の当分を食い切ってアルコールに変換します。
その役割を終えた酵母のし外とワインを分離せずにずっと接触させてママにしておくとその酵母の死骸(タンパク質)が自己消化を起こしてアミノ酸や窒素などの旨味成分がワインに移っていきます。
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長ければ長いほどその香りも強くなっていくようです。
シャンパンの場合、法律によって最低でも15ヶ月(ヴィンテージ物は3年ぐらい)
その瓶熟期間が定められています。
今回のワインは瓶内熟成期間が10年と長期間となります。
ブリオッシュの香りが強い事もワインの情報から飲まずとしてもわかる場合があります。
もう一つの【酸味】については、ワインやビールなどでは【辛口】という
表記になりますね!!(酸味以外にも色々要素はありますが)
辛口のシャンパンをチョイス致しました。
4.シャンパーニュとは?
【フランスのシャンパーニュ地方で作ったワイン以外。シャンパンではない】
という説明は他ブログでも沢山書いてありますんで、本日は割愛。
今回着目するのは....
読み方はブランドブラン、【白の中の白】
という意味です。何が白かというと。
ワインのぶどうは【黒ブドウ】と【白ぶどう】のおおまかに2種類となります。
シャンパーニュ地方では主に下記三種が使用されます。
シャルドネ以外はすべて黒ブドウになります。
今回ワイン会にて使用したのは、【シャルドネ】白ぶどうのみになります。
ブランドブランの華、強固で滑らかな酸
「ブラン・ド・ブランの魅力は、酸の美しさに尽きる」と言われる程、味わいの主軸となり、果実味を支える清らかな酸。他のシャンパーニュやスパークリングワインにはないシャルドネならではの個性を与えます。
シャルドネのみで作ると他の黒ブドウと混醸して作るよりもキレイな酸が際立ちます。
土壌に由来する豊富なミネラル
シャルドネは、ミネラル豊富な石灰質の土壌を好み、存分にそのミネラルを吸い上げます。 この豊かなミネラルが味わいの骨格を作り、複雑味と奥行きを与え、 ブラン・ド・ブランの最大の特徴である酸を支える重要な役割を果たしています。
シャンパーニュ地方は【白亜質土譲】と呼ばれ、白亜紀からある土壌までぶどうは根をはり土壌のミネラルの成分を含みます。
前述で述べた【キャビアとシャンパンは王道】というのは、キャビアのミネラル分とワインのミネラルの要素のマリアージュも十分に考えられるのではないでしょうか。
5-ビルカール・サルモンについて
1818年、ビルカール・サルモンは、エリザベス・サルモンによって設立されました。7世代にわたり、良心的な家族経営を続けつつ世界的ブランドとしての地位を確立してきた素晴らしいメゾンです。「妥協なき品質追求」「独自の手造り製法」「少量逸品主義」がモットーでありブドウは自社畑から収穫しています。キレのいい酸を保つことを特に重視し、畑近くにプレスハウスを設置、収穫後すぐにプレスすることを徹底して行っています。
瓶内熟成はノンヴィンテージで3~4年、ヴィンテージワインは約10年。大規模なメゾンにはできない細かい積み重ねが、高品質シャンパーニュを生んでいます。
今回のシャルドネに関しましても、コート・ド・ブラン地区のグラン・クリュ畑の個性の個性の違う4つの畑から厳選された一本となっております。
猿田 泰希
amy✨ゆるいワイン会@初級🥳✨
・ワインが好き(サイゼのワインしか飲んだことない方でもOK)
・ワインに詳しくなりたい
・ワイン飲んでみたい(お酒弱くてもOK)
こんな方々にむけて、ゆるいワイン会@初級を行います🥳✨
今回、へえ〜と言ってもらえるような会(にしたい)のでこちらでワインの説明。明日から使える豆知識など書いていこうと思います。 5分程度で見れるものに仕上げましたので見てってくださいな~🧎🧎🧎
1.シャンパンとスパークリングの違い
シャンパンとはフランスの①シャンパーニュ地方という場所で作られた、②自然発酵による炭酸ガスを含んだワインのことを指します。
逆に、①と②どちらも該当しなければ、シャンパン以外 スパークリングワインとなります。厳密にはシャンパンとスパークリングの呼び名以外にもカヴァやプロセッコといった地方名スパークリングもあります!!今回は省略。
2.日本のワインは美味しいのか...
我が国日本のワインは、美味しいのか?結論美味しいです。ただ総評としてはまだまだ他国には追いついていないのが現状になります。
理由としては、3つ
1.ワインの生産に向いていない気候
2.土地代金が高い
3.歴史が浅い
デメリットばかりに見える日本ですが、日本の固有品種である「甲州(白ぶどう)」と「マスカットベーリーA(赤葡萄)」は他国とは違う味わいを出し、特に日本食との相性は抜群です。
良いお寿司屋さんにはだいたい置いてます。
3.薄口の国🇯🇵日本 濃い口の国🇺🇸アメリカ
薄いワイン濃いワインの主な違いとしては「日照量」にあります。
ワイン用ぶどうの生育期間中の日照量により変わってきます。あとは降水量なども影響しますが本日は割愛。
アメリカのワインや扱ってるぶどうは特に、濃くなる性質があり。逆に日本はエレガント(薄いのポジティブな表現方法)な性質があります。
日本のワインには近年「出汁感」があると話題です。
4.ワインの代表国フランスはなぜ高い。
フランスワインが高い理由を3つ
1.ブランディングが上手い
2.国をあげてのワインの法律作成
3.歴史が長い
フランスの他国と一番違う部分は、法律でぶどうの生育期間中にぶどうに水及び肥料を与えてはいけないという決まりがございます。
歴史が長いと良いとされているのは、ぶどうの根っこは必然と下に伸びていきます栄養素の多い地層から吸収できるようになり美味しいブドウとなります。
すごいところはジュラ紀の地層からミネラルを吸収しています。
・初級のワインを軽くご紹介
フランスの有名生産地2大巨頭の1つボルドー。赤ワインの有名な生産地で作ったスパークリングワイン(クレマン)になります。
CAPCOMの会長が1998年からカリフォルニアにて栽培を始めたワイナリー。
今では生産地区であるナパ・ヴァレーのTOP10にも入る。
Clos des Papes Chateauneuf-du-Pape 2004
1.味わい
2.合わせる料理
フランス北部にあるシャラン地方で飼育されている鴨のみが「シャラン鴨」と呼ばれています。
ビュルゴー家はフランスの100年以上続くシャラン鴨の飼育と独自の食肉加工を受け継いでいます。シャラン地方の契約農家によって育てられ、伝統的なビュルゴー家の窒息法で食肉加工されたシャラン鴨は、肉質の良さと美味しさが知られ高級レストランで使われており、鴨肉の最高峰に位置づけられています。
3.王道から外したワインと料理
鴨に関して、フレンチでは『ベリー系ソース』を使うのが王道です。
鴨の臭みをベリーの甘みでカバーできるからです。
しかし今回は王道を外し、『ナッツ』を使用しました。
現代のジビエに関しましては、嫌な臭み等が少なくなっております。
なのでナッツの旨味や香ばしい香りを鴨とともに味わっていただきます。
柔らかく仕上がった、鴨とナッツの旨味をお楽しみください。
ワインに関しましては、鴨にはピノ!!
とホテル・レストランで働いていた私は上司にそう教わりました。
理由としましては、鴨の香りとの余韻の長さが同調します。
鴨の臭さと熟成ピノの香りもマッチする。完璧なペアリングと言っても過言ではありません。
しかし、私も性格がひん曲がっているのか。。。変わり者好きなのか分かりませんが。。。今回はグルナッシュ主体のフランス・ローヌ南部のシャトーヌフデュパプをご用意しました。
一度2015年を飲んでおり、鴨と合うと確証を得ております。
4.造りてポールアヴリルとは。
南フランス、ローヌ地方の中でも一番の知名度を誇るアペラシオン、シャトーヌフ・デュ・パプ。その中でも、特に良いワインを造り出すとされる最高の畑がクロ・デ・パプ(教皇の区画)。この畑でワイン造りを続けるドメーヌが、ポール・ヴァンサン・アヴリル氏によって運営されているクロ・デ・パプです。
クロ・デ・パプを運営しているアヴリル家は、17世紀には既にシャトーヌフ・デュ・パプの著名な造り手としてその名を知られており、18世紀には、市の執政官や出納長も担っていたこともあるこの地の名門の家系です。19世紀、アヴリル家はクロ・デ・パプの名前で赤ワインと白ワインをリリースし、後のAOCシャトーヌフ・デュ・パプ設立に大いに貢献しました。さらに、20世紀に入ると、現在の当主であるアヴリル氏の祖父、レジ氏はエリゼ宮にワインを献上し、シャルル・ド・ゴール大統領やポンピドゥー大統領にもワインを提供するなど、偉大な功績は枚挙に暇がありません。
現当主アヴリル氏は、ブルゴーニュでフィネスとエレガンスを備えたワインを造ることを学び、エコノミックスクールでマーケティングを、そしてかの有名なシャトー・ムートン・ロスチャイルドやオーストラリアのワイナリーで修行を積んだ経験の持ち主。彼は、 「クロ・デ・パプのワイン造りはほとんどブルゴーニュスタイルと同じだと人々に言われたら、私はそれを賛辞として受け止めるでしょう。」と語るように、ブルゴーニュのワイン造りを理想として、バランス感に優れたエレガントなワインを手掛けています。
猿田 泰希
Didier Dagueneau SILEX
ロワールの天才??否、鬼才!!異端児!異才!!
- ロワールの天才??否、鬼才!!異端児!異才!!
- 1.味わい
- 2.合わせる料理
- 3.ペアリングの説明
- 4.ディディエ・ダグノー氏とは。。。
- 5.ディディエ・ダグノーは革命家
- 6.ディディエ・ダグノーの反抗期。
1.味わい
2.合わせる料理
『魚介類の出汁とハーブ スモークの香り際立つ一皿』
魚の出汁と帆立のヒモで取った出汁を合わせたものにハーブの香りを移しています。
瞬間的にスモークをかけているのでSILEXのミネラルの香りとのマリアージュもお楽しみください。
魚介の上にはのトマトのオイルと一緒に召し上がって頂くと、さっぱりとしてまた違った味付けになると思います。(シェフより)
3.ペアリングの説明
旬のお魚であるイトヨリに、上からハーブティーをかけるお料理です。
ハーブ🌿の香りがあるため、今回のワインは香りの強いものにしました。
更に『フュメ』とありますが意味は
“フュメ”は、煙で燻したという意味のフランス語です。
余談ですが、フランス語でスモークサーモンはソーモン・フュメ、
スモークハムはジャンボン・フュメと言います。
ワインラヴァーの皆様ですと
プイィ・フュメとはフランス・ロワール地方の、
ソーヴィニョン・ブラン種100%の白ワイン
が思い当たるかと思います。
本日はそのロワールの白をご用意しました。
4.ディディエ・ダグノー氏とは。。。
と通り名があります。どれもなんとも嫌味のある言葉、悪人のような気がしますが。
私には、『天才という言葉では足りなかった』そのようなニュアンスに聞こえます。
今回、ロワールの凄腕醸造家のディディエ・ダグノー氏。
ソーヴィニヨンブランを主体とした造り手です。
主なソーヴィニヨン・ブランだと2つの地域が思い当たります。
ロワールには、『シレックス』と呼ばれる。
大きな石灰質の石がゴロゴロとあります。シレックスからミネラルを吸収しミネラル感のあるワインに仕上がります。
(ディディエ・ダグノー畑にあるシレックスの様子)
5.ディディエ・ダグノーは革命家
上記で説明したように、プイィ・フュメではトロピカルなソーヴィニヨン・ブランは少なく。
青っぽく辛口なワインが主流。且つ、文化となっていました。
今回のシレックスはソーヴィニヨン・ブラン100%にもかかわらず、トロッとした舌ざわりとはちみつのような濃厚な香り、そして強じんなミネラル感を持ちます。一般的なロワールのソーヴィニヨン・ブランはピーマンのような独特のアロマがあり、華やかな香りのニュージーランド産の人気に押され気味でしたが、ディディエ・ダグノーは、前例を打ち破る数々の挑戦により、ロワールのソーヴィニヨン・ブランに対するイメージを打破することに成功したのです。
ダグノー氏は
ローヌの異才「アラン・グライヨ」、ボルドーの白ワイン造りに革命を起こした「ドゥニ・デュブルデュー教授」、ブルゴーニュの神様「アンリ・ジャイエ」といった、世界的名手に指導を仰ぎました。そして、有機栽培と厳しい剪定、新樽を使った熟成、区画ごとの瓶詰めなど、当時のロワールとしては挑戦的なワイン造りを実践した結果、一躍ロワールのトップ生産者として評されるまでになったのです
6.ディディエ・ダグノーの反抗期。
そんなディディエ・ダグノーのワインですが
2017年ヴィンテージ移行、AOP を放棄!!その理由は
AOPを受けるには、ワインの検査が行われます。
その際に分析上の数値は問題なかったのに『揮発酸が多い』という指摘を受けてプイィ フュメの認証を得られませんでした。
そのような制度に縛られていてはドメーヌのオリジナリティや信念、哲学を表現する本物のワインを造ることは難しいと考え、2017年ヴィンテージから(ジュランソンのモワルーとセックは2015年ヴィンテージから)サンセール以外はAOPを放棄してVin de France(ヴァン ド フランス)としてリリースすることにしました。
馬鹿げたルールだ!!こんなルールの上では『プイィ フュメ』の品格が下がる。
と考えたようです。
ここまで、読んで頂きまして誠にありがとうございます。
今回のシレックスはハイエンドワインの一つで、熟成させるとコルトン・シャルルマーニュのようになると言われております。
正直、寝かせたい気持ちもあるにはありましたが、最高なワインを皆様と楽しめて嬉しく思います。
猿田 泰希
新潟フェルミエ エルマール マセラシオン アルバリーニョ
フェルミエ エルマール マセラシオン アルバリーニョ2019
〜新潟における海のワイン〜
1.味わい
2.合わせる料理
〜北海道産蝦夷アワビのソテー アンフィゼした肝のソース 根菜の焼きリゾット添え〜
香味野菜と白ワインで鮑を一度蒸しあげ、そのブイヨンと肝を使ってソースを仕上げております。鮑はシンプルにさっとソテーしております。
茸は松茸、アワビ茸、丹波シメジ、花びら茸を付け合わせとしてご用意。
秋の味覚を感じられる一皿です。
3.ペアリングに選んだ理由。
海鮮物は白ワインがド定番ですが、肝のソースでは違うと思いました!
海鮮物の肝には特有な苦味や濃厚な味わいがあります。
ワインの酸味を合わせても、良いのかもしれませんが。特有の香りがきえてしまったり余計な嫌な香りが誇張されてしまうのではないのかと思いました。
かと言いスッキリしたワインだと、今回の料理には負けてしまいます。
ミルクを使った濃厚なオードブルには『樽シャルドネ』が定番ですが。。。
それだと面白みに掛けますので、スッキリしすぎず。肝&アワビに合う。
【海のワイン】と称される『アルバリーニョ』(ぶどう品種名)をご用意しました。
更に一癖!!
新潟にて作成されたワインでご用意しました。
アルバリーニョ自体、スペインのリアス・バイシャス(海沿い)で作成される。香り豊か且つ、海のミネラルを感じられる一本になります。
日本の気候的に元々ワイン産地には向いていない土壌をしています。『淡い』『薄い』などのマイナスなイメージを持たれがちなのですが。
新潟ワイナリーの方々は思考錯誤をし、新潟のような海に面した場所で育てられている産地のやり方を真似したのです。
その結果、今や日本でアルバリーニョ品種のワインとなると『新潟』となります。
近年日本ワインラヴァーを中心に大きな注目を集める新しい産地、「新潟ワインコースト」。
更にもう一癖!!
マセラシオンという、ワインの発酵方法を取り入れております。
簡単にいうと。。。
アルバリーニョを一般的に作成してしまうと、今回の料理には負けてしまいます。
肝の苦味と同調するように、ワインに深みのあるものをご用意しました。
猿田 泰希
Côtes du Jura Chardonnay La Gravière
Côtes du Jura Chardonnay La Gravière 2015
コート ド ジュラ ラ グラビエール
タイプ:白ワイン 1500ml
生産地域:フランス ジュラ
生産者:Jean-FrançoisGanevat ジャン-フランソワガヌヴァ
ぶどう品種:シャルドネ100%
ヴィンテージ(年):2015年
熟成:30ヶ月 シュール・リー
アルコール度数:不明
1.味わい
2.合わせる料理
〜秋刀魚と焼き茄子のルーロー仕立て 酢橘の香り 茄子のクリーム〜
焼き茄子🍆と皮目を炙った秋刀魚🐟をコンソメジュレで固めたお料理です。
茄子+秋刀魚の組み合わせの料理で「和食フレンチ」のようなお料理。
コンソメの旨味成分も多く、シュール・リーされたワインと合います。
3.このワインをペアリングに選んだ理由
秋刀魚に合わせるワインを選ぶ際に、
この写真の付け合せに着目いたしました!!
そう酢橘です!!
なので辛口かつ酸味の強いワインを選びました。
さらにコンソメの旨味と茄子の甘みにはシュール・リーされている今回のワインがぴったりだと思いました。
4.旨味や風味をワインに付与するシュール・リー。
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一般的な白ワインの醸造の過程では、
発酵が終わったあとは、上澄みを他へ移し、
底の澱は取り除く澱引きという作業をおこなうのですが、
シュール・リー製法の場合は澱引きをせず
そのまま春までおいておくという醸造方法です。
これにより、ワインが澱(酵母)と長い間、接していくことで、
発酵を終えた澱が自己分解して、アミノ酸や多糖類などに変わり、
ワインに旨み(アミノ酸)が溶け込むことができます。
一方でこの製法は、雑菌などが繁殖しやすいため温度管理がとても重要になります。
ですので、シュール・リーと明記されていたら
ひと手間かけたコクのある美味しいワインと言えるでしょう。
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5.ジャン-フランソワガヌヴァについて。
彼は【最先端のワイン】を作るために【過去の醸造技術】と【古代品種】に目をつけました。ボーヌにて醸造技術を勉強し、シャサーニュモンラッシェのジャンマルクモレイのもとで9年間修行を積みました。そして1998年に家族経営であるドメーヌに戻り14代目の当主となりました。
この際の彼の夢は
【ブルゴーニュの最高のワインと同じ哲学でジュラのワインを作る】
ことでした。
・色々な樽を使用
彼は一般的なバリックも使用しますが。デミムイド(600リットルの樽)、より大きなトロンコニック樽、そして2014年以来、イタリアからの裏打ちされていない粘土のアンフォラなどの様々な
樽を使用します。それぞれの樽でシュール・リーをすると澱との接触面積によりワインもそれぞれの樽によって風味が変わります。それらを混ぜることにより、より複雑味が増すそうです。
・40種ものワインをリリース
彼は買いぶどうでのキュベを多く出しております。
コート・ド・ジュラと表記のあるものに関しましては自社畑。
ヴァンドフランス と表記のあるものに関しましては、ボジョレー、サヴォワ、アルザス からそれぞれぶどうを購入しワインを作っております。
ラベルなどを見ると、ヴァンドフランスに関してはチャーミングなラベルが多く彼が楽しんでワインを生産しているのが見て取れます。
こちらは、お子さんが書いた絵のようです!
プールサールも程よい酸味で美味しかったです。
猿田 泰希
🍍☕️🐭GRAM ROC🐒🍹🌿
今回は【GRAM ROC】シリーズのCAFE ANANASとNEON GHOSTの2種類のレビュー・ご紹介です。
こちらのリキッドはGRAM DripTips🐭とROC🐵のコラボリキッド!!両ファンにとってはテンション爆上がりの方も多かったはず!!ROCはマレーシア産のリキッドでGRAMがプロデュースした1品となっております。
今回はこちらのGRAMROC(グラムロック)
シリーズ2種をご紹介致します!!
商品名:CAFE ANANA (カフェ アナナス)
NEON GHOST(ネオン ゴースト)
容量:50ML
容器:黒ユニコーンボトル
主成分:植物性グリセリン&プロピレングリコール&香料
配合:VG 55%/PG 45%
マレーシア製造
2018年9月頃発売。
【CAFE ANANAS】
先行はパイナップル&コーヒーのカフェ・アナナス。なかなかパイナップルとコーヒーを一緒に口に入れる機会なんてないので、想像のつかない味ですが吸ってみるとしっかり、パイナップルとコーヒーを感じられるリキッドなんです!!
てか、アナナスとはなんぞや!!ってなると思いますので調べてみました。
アナナス(Ananas)とは、本来はパイナップルのことであるが、園芸上はパイナップル科の植物(特に園芸上の価値のあるもの)の総称を意味することが多い
花として扱う時の、いわゆるパイナップルの別名なんですね!!少し話がズレましたのて本題に..,
推奨とされてるセッティングは、
目安としては0.6~0.8ohmくらいで4.2v目安の少々炊き気味で吸うのがコーヒーとパイナップルが良いバランスで出ると言われております。
個人的な私のオススメセッティングは、PROMIST(プロミスト)
から出ております。ナロークラプトンワイヤー0.4を
3mm軸5巻で0.8Ω 22W程度
で吸うのがオススメのビルドになります!!
このセッティングは汎用性が高く色々なアトマイザーで試せます。
吸い疲れのしないパイナップルの甘さ🍍とコーヒーのサッパリ感☕️が素晴らしいので、是非!!⇊
ブログ末端の「雑談」に別のオススメセッティングも載せてますので宜しければ...
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【NEON GHOST】
昔、ミニ○○ップとかでレジ横に置かれていた、クルクル回ってたシャーベット状態のドリンク覚えていますか??今ではカラオケなどにもありますね♪
その味に近いです!!
ソーダフラッペにアニスそして少しのメンソールがが入った1品になります。
これまた、今まで見た事の無い、リキッドなので想像のつかない方も多いかと思われますが、カフェ・アナナスより虜になる方が多いイメージです✨
ニクロム 26G ツイストワイヤー
3mm軸6巻
0.4Ω程度
3.7v~4.2v程の中で美味しいところを見つけてみて下さい♪40wで煙量多めで吸うのがグッド!!👍
ソーダフラッペ🍹の味がしっかり感じられるのにも関わらず。程よいアニスが癖になります!!鼻から抜ける香りがなんとも言えない幸せを与えてくれます🤤🤤
- 【1つの意見として、アニスはコイルの熱量が高いと、強く出すぎてしまう為、熱を持ちにくいニクロム線が良いです。】
- 【ツイストワイヤーは緩いツイストではなく、キツめツイストで抵抗値を上げるのを目標で♪】
今回は、縦向きコイル(バーチカル)で組んでおりますが、40wに耐えれるアトマイザーでシングルコイル推奨でしたらなんでも大丈夫だと思います♪
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総評としましては、どちらも吸い疲れのしないリキッドなイメージです!!
カフェ・アナナスの方はビルドに左右されずそのままの味わいが出てくれるイメージですね♪
ネオン・ゴーストはROCの特徴的なアニスが入っており
ビルド次第ではアニスの渋味??などが苦手な人も多いと思います!
「アニスのリキッドを買ったが、1本は吸いきれなかった...」そんな経験が私にも何度かあります。
そんな時に今回のニクロム線でのビルドはアニスが強く出ないので、戸棚の奥に眠っている。アニスリキッドで是非、1度お試し下さい!!
dicodesの機能で、Pboostという物がございます。パフボタンを押しパフボタンを離すまでの、その吸っている間にWが変化するのです。
イメージとしてはこのような感じ⇊
一定のリズムで6~8W程、一瞬、上昇します。
- 今回のカフェ・アナナスのように熱量を多めに加えて上げると「パイナップル🍍」が、控えめな熱量だと「コーヒー☕️」が強調され。ワッテージ違いの味を両方、楽しめる機能なのでカフェ・アナナスのようなリキッドに使って上げると大変面白い機能となっております✨
- 吸ってる間に味が変化する🍍☕️
そのように理解して頂けると幸いです。
今回のGRAM ROCは、吸って美味しい♪ビルドを工夫するのが楽しい♪そんなリキッドでした😆
次回作にも大変、期待しております。
楽しみです🤤🤤
実は、「NEON GHOST」のセッティングは、VAPE HOUSEのじろけんさんから教えて頂きました。
まさか40wも炊いて吸う発想が私にはありませんでした...💦
じろけんさんとの出会いは2年前くらい...
VAPE初心者の私にVAPEのあれこれを伝授して頂いた方です。ビルドでのお勉強もさせて頂きましたが。人生においても学ぶべきところが多いんですよ!!😆
ここからは私の遊び心で書きましたブログです...🤪🤪🤪
- コーラは水🥤(1日平均2ℓ夏場はそれ以上)
お土産はコーラで間違いないでしょう。
- 高音ボイスでの歌唱力が素晴らしい🎤
カラオケのスピーカーを何台か壊したとか...
- 燃費が悪い🍜
大盛りラーメンで動けるのは1時間ちょっと...
- VAPE業界のビルド担当🛠
力強い腕から繰り広げられるビルドは見る者を圧倒する。
- 生ける伝説🧞♂️
えっ??本当に??って言う過去をいくつも持っております。世間話をしてても飽きない人物。
- 多趣味♪多い知識🕶
鉄拳をこよなく愛し大きな図体から繰り出される、素早い指捌き。格闘家の血が騒ぐのでしょう。鉄拳中はちょっかいNGです。私は鉄拳やってないのですが、後ろで見ていて2.3時間見ていられるくらい。一緒に興奮できます!
あなたの趣味の話などもお話してみてください。嫌な顔せず聞いてくれますし、趣味が合うかもしれませんので、是非VAPEHOUSEに!!
後は特撮やボカロやファッションなども好きですが.....
このまま書いてると、GRAM ROCより文字数多くなりそうなのでこの辺にしたいと思います!!😂
私では突き詰められなかったリキッドの正解を導いてくれますので、困ったときのじろけんさん!!頼りになる方です。
長々とお遊びにお付き合いありがとうございます。
Twitterのフォローも宜しければ。ありがとうございました。
「猿が毎日ぷかぷか」↓↓↓Twitte↓↓↓
猿が毎日プカプカ on Twitter: "本日受け取ったコーティング終わりのマグナスです! 素晴らしい塗装をして頂き、テンション上がっています(^^♪… "